■この書によると、1995年1月17日に起きた「阪神淡路大震災」は人為的に起こされたものと。フィクションならではの荒唐無稽与太バナシ────と思って読み進めたら、「こりゃあ~ありうるな・・・」と。「事実」、それも地震の前後に見られた不可解な事実をいくつもあげて、傍証&“立証”。
■阪神淡路大震災だけじゃあない。その一年前の同月同日(!)に起きた「ロサンジェルス地震」、「パキスタン地震」(2005年10月8日)、「四川大地震」(2008年5月12日)なども人為的に起こされたものだとか。
■「誰が何のために?」なる疑問は当然。この書を読んでつかあさい。少なくともワタシは、「ナルホド・・・ありうるワ」と痛く納得。
■では、「どうやって起こす?」なる疑問には簡潔に。「地震兵器」。この用語で検索を。ついでに、「竹中平蔵サン」の名前も一緒に。信じるか否か・納得するか否かは自由。
■そういえば、サリンをバラまいたあのカルト集団も、「阪神淡路大震災は地震兵器によるものだ!」と当時“力説”してましたっけ。「サリンをバラまいたのは米軍だ!」とも喚いてましたがね。
■この書は、『野生時代』の2009年1月号から2010年2月号まで連載されていたものを単行本化。連載最終章が掲載された「2月号」は1月12日に発売。となると作家サンが原稿を完成させるのは、どんなに遅くとも前年12月の中ごろだ。天地がひっくり返っても、発売日当日の1月12日16時53分以降に完成ということはありえん。絶対に。
■なにが言いたいか────。この作者、同書内で展開してきた自論に基づき、その最終章で、「次の人工地震」を予知しているのだ。ズバリ!「ハイチだ」と。
■「ハイチ地震」。2010年1月12日16時53分にグラグラ─────。
■すなわち、作者の自論の正しさを立証─────。
■今夕、東海地方の某市に住む我が盟友から電話が。自宅一軒家を売却してマンションに引っ越すと。思わず「バカ!地震、平気か?」と。「平気もなにも、まあ~気にしたらきりがないしな」ときたから、「アホ!地震は平気でも地震兵器は平気じゃあないゾ!兵器だけど平気じゃあない!」となにやら、こんがらがっちまった我がいた。オシマイ。
by s_masuzawa
| 2010-12-11 23:00
| ◆モロモロ論