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◆モロモロ論

424.とある書籍と写真展のご案内

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こたびの転居に際し、その通知はきちんと“手紙”、それも絵手紙にて・・・そう決めていた。ところが、早一ヶ月近くが経とうとしているにもかかわらず、いまだ実行に移さず。理由は単純。絵の具が見つからなかったがため。あまたのダンボール箱をひっくりかえしまくったのだが・・・。
筆と葉書は見つかった。そこで方向転換。“水墨画調にしちまえ”。ところがだった。今度は墨汁と硯が見つからない。
てな調子でイライラ悶々と。結局は百円ショップで12色セットのお子様用絵の具を購入。“さあて描くかあ~”と気合いを入れて葉書に水溶き絵の具を垂らしてみたら、“ゲッ!”。滲み具合がまったくもって気に入らないんである。
ですんで皆々さま、ワタシのイメージ通りに滲む葉書を入手するまで暫時お待ちを。次の転居までには・・・なあんてね。ワハハのハ。
もひとつ探しまくったモノがある。とある書籍。それ、コレである。
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『自然の奥の神々~哲学者と共に考える環境問題~』 。文は内山節さん、写真は秋月岩魚さん。昨年暮れに秋月さんが送って(贈って)下さった。写真は全部みた。ページを開くたびに打ち震える。「心象」を超えた「神性」の域に。実際、数点は間違いなく“神がかって”いるなあ~と。究極の静謐さの中に触れれば切れる日本刀の鋭刃がキラリってなカンジ。「秋月岩魚、ここにアリ」である。

この書籍、完成までに約3年。2年ほど前、いまだ進行中なる経緯を秋月さんから伺っておった。そのときワタシ、「内山さんの著書、読んだことがない」とうっかりホント~のことを。秋月サン、「エエッ!?信じられん!」と大仰なる声で責め口調に。
ワタシ、内心の動揺をおしかくし、「そのかわり、誰かさんの 『メダカを食う』は3回、どこぞのセンセイ様の 『魔魚狩り』は2回読んだけどさ。ワハハ!」とたくみに誤魔化した。“どっちもよおけ理解できんかったワ”と、うっかりホント~のことをクチにするのは寸でのところでおし留めたが。ワハハ!

いま改めて思った。両誌ともタイトル・ネーミングが群を抜く秀逸さだと。コンセプショナルにしてセンセーショナル。どちらもようけ売れた(らしい)のがよう解る。ネーミングの見本みたいなモンでっせ!
てなことはともかく、この『自然の奥の神々』 なる書、定価が信じられん。1365円。オールカラー/B5変型版/157ページでである。その半分が秋月さんの写真用に。十二分に堪能可能。
さらに堪能をという皆様はぜひ氏の写真展に!来週16日(水)から東京品川にある「キャノン・ギャラリー品川」にて開催。詳しくは コチラをクリック

このギャラリー、都内でも(日本でも)有数の広さ。そこをフルに使ってドド~~ン!と。タタミ一畳分はあろうかという大判サイズがズラ~~ッと。
『写真』なるモノ、サイズが変わると印象もガラッと変わる。雑誌や写真集(あるいはHPやらブログ)等で目にした際には、“エエな、コレ”と感じたものが・・・というケース、実は少なくない。とりわけ広義の意味での『自然』をテーマ・題材にしたモノ。過去、“裏切られた”ケースが何度もあり。それも、斯界では名のある方々の写真展で。“”素人(=ワタクシ。ワハハ!)以下だぜ”と内心で毒づき溜飲下げたが。
その逆もむろん。秋月さんの写真展は過去3回訪れたが、いずれも息を呑まされ、そのたびに畏敬の念を、マジメなハナシ。
秋月さん、会期中の毎週土曜日は終日、会場におられるとのこと。オープニング・パーティとやらへのお誘いは、「スケジュールの都合」を名目に丁重にお断り申し上げた出不精でならすワタシといえども、さすがに一回ぐらいは・・・と“決意”。3月26日(土)に訪れる予定でオリマス。
その前に、当該書をなんとしてでも見つけねばと。ついでに内山節さんの過去の著書を最低でも2冊は読破しておこうと。どちらも、都心に出向く以上のプレッシャーを感じる、怠惰・怠慢の我がオリマス。おしまい。
by s_masuzawa | 2011-02-12 14:01 | ◆モロモロ論

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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