人気ブログランキング | 話題のタグを見る

◆世事ひょうろん

430.た・ま・し・ず・め(その三)

「釣り」を“道楽”ないしは“仕事”になさっている皆様へ────。

一昨日の夜、瀬畑雄三さんと少しばかり長電話。その際、請われたことを端的に。

「ボランティア・スタッフを
           募ってもらえないだろうか」


瀬畑さんは先月半ばより、栃木県は日光中禅寺湖畔のホテルにて、ボランティア・スタッフとして鋭意ご奮闘中。そのホテル、こたびの大震災によって避難を余儀なくされた被災者の方々を率先して受け入れている。各家族単位で客室をそれぞれに提供してだ。むろん無償提供。ホテル名を記そう。

『ホテル アジアンガーデン』コチラをクリックのほど
   &
『ホテル レイクガーデン』コチラをクリックのほど)


これら2つのホテルを経営なさるのは、アクタ-ル・ホーシェン氏なるバングラデシュ人。震災日翌日の3月12日には即、受け入れを表明。今後も可能な限り、多くの被災者の皆さんを受け入れるとのこと。
昨日頂戴した瀬畑さんからのメールの一部を紹介させていただく。


わたしが「食事担当ボランティア」として参加しているのは
バングラデシュ人、アクタ-ルホーシェン氏経営、日光中禅寺温泉
『ホテル・アジアンガーデン』『ホテル・レイクガーデン』の2店です。

インド料理をメインにしているけっこう大きなホテルで、温泉は天然
イオウ泉掛け流しです。
素泊まり、通常宿泊ともに安価で釣り人、観光客には好評です。

現在は、福島県南相馬市からの被災住民、それも要介護の親等を
抱えた11家族39人をボランティア(無料)精神で受け入れ開放して
います。

自分がこれまでになったのは、日本人と日本国のおかげ、だからこそ
いま恩返しのつもりで被災者の方々を受け入れるべくいち早く、12日
には手を挙げ表明したそうです。見上げた度量です。

私もそんな行動に感銘し、釣友から話をうけた4時間後にはアジアン
ガーデンに即座に駆けつけ、微力ながらお手伝いをつづけています。
私個人もこれまで阪神大震災、中越地震、能登半島沖地震等にも
ボランティアとして参加、経験してますので少しは役にたっています。

避難されてきた方々は悲惨です。大地震、津波、放射能の3重苦
です。
とにかく、このたびの東日本大震災に遭われた被災者をできうる限り、
いろんなかたちで支援していただきたいと思います。

                    瀬畑雄三

2つのホテルの食事は、インド料理を始めとするいわゆるエスニック料理が主体。そのため和食や和風家庭料理をこなす料理人がいない。新たに募るとなっても、泊り込みボランティアでという条件が前提になると・・・ということだ。
瀬畑さんは、その和食料理の「プロ」でもあり。しかも・・・!

ホテルでは、支援活動専用のHPを立ち上げて、ボランティア・スタッフのみならず、様々な『支援』を募っている。 コチラをクリックのほど。

430.た・ま・し・ず・め(その三)_a0054043_8591541.jpg
瀬畑雄三氏は、「和式毛バリ釣り」の達人として極めて著名だが(※久野康弘氏の言を借りれば、『絶対的一枚看板』、同時に、我が国釣り界の重鎮にして至宝的な存在である。

当記事をお読みになられた“釣り好き”の皆様、どうかご協力のほど。とりわけ“日光”や“中禅寺湖”を愛する皆様はぜひ。
ブログをお持ちの方は、当記事をそのままコピーしてくださっても結構ですし、瀬畑さんのメール・メッセージのみご紹介して下さるのも構いません。ご自由にどうぞ。
その際、同ホテルの『支援専用HP』のURLをお忘れなきよう~。メディア関係の方もぜひに!とお願い申し上げる次第。

『支援』の仕方も様々だ。被災者の皆さんを直接支援する組織や企業等を支援するのも『支援』なら、ボランティア・スタッフを支援するのも『支援』だろう。ソチラのほうが、“性に合う”という方々も少なくないとワタシは思ふ。

瀬畑さんは実に人間的魅力に溢れた方である。温厚そのものにして度量の広さ・深さは大海のよう。個人的には、ほとんど“生き仏さま”のように認識しているが。
ヒトの気持ちを、不思議となごませてくれる慈愛に満ちたその笑顔はその象徴。4年前、(当時の)拙宅に来訪下さった際の「ホトケの笑顔」をば─────。
430.た・ま・し・ず・め(その三)_a0054043_9223735.jpg

by s_masuzawa | 2011-04-06 09:27 | ◆世事ひょうろん

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31