■パセリはアゲハチョウの幼虫にも好まれる。だがしかし、揚羽蝶ならその姿が確認できる。それらしき生き物は見当たらないとなれば、答えはひとつ。ピンときた理由ナリ。
■ヨトウムシってえのは日中は土中に潜み、夜になると表面に現れて活動を開始する蛾(ヨトウガ)の幼虫(典型的イモムシ形状)である。それゆえの名称。漢字表記はズバリ!「夜盗虫(夜盗蛾)」。
■だがしかし、今回は違った。ひっくりかえりそうになった。8匹も現れたからだ、それも2cmクラスの小型から5cmクラスの大型まで大中小お揃いで一斉にムクムクと。ゾッ!とした。
※以下、当記事内にイモムシを始め「虫類」の写真は一切載せてありませんので、“安心”して下記<More>をクリックのほど─────
■ワタシ、この種のイモムシ類なんざあヘッチャラで。いつもは指でつまんでポイポイポイなんだが(※あとでシッカリ洗いますけどね、その指)、今回はさすがにちとビビった。割り箸でつまんだ、それもオソルオソル丁寧に。
■実はこの方法、6年前に拙ブログにて紹介したことがある。しかしながら、試した方々の中で、それ以降、家庭菜園(ベランダ菜園)をヤメちまった方々が複数。
■おひとりなんぞ、大きな悲鳴をあげた(らしい)のち即座にワタシに電話を。「お願い!捕りにきて!」。スズメバチ等駆除業者ではないワタシ、「割り箸でつまめ!」。その御方、「無理無理無理!!!」。ワタシ、「菜箸使え!」。その御方、「駄目駄目駄目!!!」。ワタシ、「掃除機で吸い取れ!」。その御方、「買い替えたばかりよッ!」。
■結局、お捨てにナラレマシタ、プランターごと・・・・・。
■Tさま。あん時はタイヘンでしたねえ~ワハハハハハのハ!
■ですんで、積極的にはオススメしません。ついでに、この種の“イキモノ”系が苦手なヒトは、間違っても「ヨトウムシ」を検索にかけないほうがよろしうおまっせ。“生々しい”写真がズラッ!ですけん。
■ちなみにワタシは久しぶりに検索を。Wikiによると「非常に広食性で、イネ科以外のほとんどの植物を食害する。アブラナ科(キャベツ、ハクサイ、ダイコン)、マメ科(エンドウ)、アカザ科(テンサイ、ホウレンソウ)、キク科(レタス、ゴボウ)、ナス科(ジャガイモ、ナス、ピーマン、トマト、タバコ)、ユリ科(ネギ)、ウリ科(キュウリ)、セリ科(ニンジン)、バラ科(イチゴ)などが挙げられる」とのこと。
■朝見て、葉っぱ全体が突如きれいさっぱり消滅していたら、まず間違いなくヨトウムシ(ちゃん)の仕業。
■なお、鉢やプランターだけではなく、畑でも当然被害が生じるが、その場合でもこの“増沢方式”は有効。苗茎根元周辺に潜んでいるから、そのあたりに集中的に水を注入。といいつつ、くどいようだが、“芋虫ムクムク”がダメな方にはオススメできんが。畑ごと捨てるわけにゃあさすがにいかんでしょうや。
■た・だ・し、極めて有効であることだけは確か。ネットあたりを検索すると、「退治方法」として紹介されているのは、「夜、懐中電灯を手に丹念に探す」なる記述のみ。そしてこう続いている。「割り箸などでつまみ捕殺」。結局は「割り箸」等のお世話になるわけですから、どっちが(まだ)「楽チン」かといえば自明ナリ。
■ついでながらその「捕殺」自体は簡単。水を入れた容器を用意しておき、そん中にほうりこむだけ。あるいは注水をそのまま20秒ほど続けていれば、“昇天”(ただ、この方法だと、茎をよじ登る個体も)。ヨトウちゃんが“水生昆虫”ではなかったことを神サマに感謝しよう~。
■ちなみにワタシ、この種の“捕殺”は原則ヤリません。じゃあどうするか────ってえと、“ヒ・ミ・ツ”。間違っても炒めてオカズにしちゃあいませんので“ご安心”のほど。蜂の子だったら舌なめずりして・・・ですがね。ワハハ!
■せっかくですんで、どなたにもオススメできる「虫除け方法」をひとつ。
■いわゆる「マルチング式」でアルミホイルをこんなカンジで。食われてませんやね?全くもって。
■細かいコトをひとつ。アルミホイルは裏面を合わせて重ねること。「表」と「裏」では光輝性が断然違うゆえ。この光輝性、3~4ヶ月は持続。ぜひお試しのほど。
■そういえば、昨日&一昨日の二日間、栃木県は川治温泉エリアで開催されたイベント、『集まれ!かわガール』は盛況&成功裏に終えられたようで。お天気も、奇跡的に“もった”どころか、時には晴れ間も─────。
■きっと『天』の神サマ連中が、可憐なカゲロウや愛らしいトビケラのような乙女(&元・乙女)サンらに、優しく微笑んでくださったゆえだろうなと。御加護に感謝てなところで。
●M.Sさま&お嬢チャン お疲れサマ&ご苦労さまでした。今後はしばらく、ワタシとともに“農業ごっこ”に勤しみましょう~。アルミホイルを活用なすってつかあさい。
■これからキュウリ苗を(さらに6本も)植える我がオリマス。おしまい。
■追 記
捕獲した“ガイチュウ”、どう“処分”しているかというと、ちょっとばかり離れた林やら草むらにまとめて運んで、ポイ。あとは野となれ山となれ~ってな心境で。
ついでに、アルミホイルの光輝性を嫌うのは“ガイチュウ”だけではない。いわゆる“益虫”も同じ。ですんで、ワタシの場合、比較的ヤラれやすい野菜種のみに限定。完全オシマイ。
by s_masuzawa
| 2011-06-13 13:08
| ◆農業ごっこ