人気ブログランキング | 話題のタグを見る

◆世事ひょうろん

452.京都のアユと京都の“Are You────?”

452.京都のアユと京都の“Are You────?”_a0054043_9541981.jpg
3日前、お隣の奥サマから「鮎」を頂戴。京都に嫁いだ娘さんの姑さんが釣ったものだという。「京都の川で釣った」と奥サマ。川の名前を一応問うてみたが、不知だった。
サイズは食べ頃の16cm~20cm。即、2匹を塩焼きに。ワタシにとっては今年の初物。毎年、最低でも一匹はクチに。
翌日、拙畑菜園の採れたて野菜類をお返しに。その際、「ごっつう美味しうゴザイマシタ!」と申し上げたら、「お好きならまだありますよ」と。「実は主人が川魚を全く食べないんで・・・」とのこと。「そんなら、喜んで頂戴します!」
小振りの10~14cmサイズを24匹も頂いた。うち20匹を甘露煮に。受け取ってサイズを見た瞬間、“こりゃ甘露煮つくろう!”と。久しぶりの甘露煮作りに気分は一気に“ハイ”に。だがしかし・・・・。失敗した・・・ハハハ。

●失敗その1:「日干しし過ぎちまった!」
 甘露煮の場合、魚は軽くあぶるか短時間の日干しにするのがフツー。煮崩れ防止のため。甘露煮(や佃煮)にする魚、小魚か小振りサイズがほとんどだが、これらが煮崩れすると正体不明のごった煮と化す。食えたもんじゃあない。
 ゆえに、それを防ぐためのひと手間なんだが、ワタシ、「ほんの1時間程度」のつもりだったのが、干してあることすっかり忘れて「たっぷり6時間」も────。気付いた時、ほとんど乾燥煮干状態だった。
 水に少々浸して戻してから煮始めたんだが、仕上がりモノ、やっぱりちと硬かった。

●失敗その2:「焦がしちまった!」
 弱火でコトコト、最低でも3時間、できればその倍ぐらい煮たほうが、骨は断然柔らかく。さらには、煮終わったら火を止めて一晩放置。それからさらにお茶を加えて(※水よりもお茶。番茶・焙じ茶・煎茶なんでもよい。臭み抜きとともに“骨柔らかく”する効果が────)、またコトコトと1~2時間。
 ところがたった。「日」が悪かった。先週土曜日6日。つ・ま・り、「地デジ開通記念日」。ほぼ2週間振りの“THE テレビ”。ついついソッチに夢中に・・・。
 「イッケネエ~~ッ!」と気付いた時にはすでに遅し。幸いにも「少し焦げただけ」で済んだんだが、とは申せ、「臭い」と「苦味」は確実に残っちまった。
 実は、完成したら半分をお隣りさんにお持ちしようと企てていた。「フランス産アカシアの蜂蜜入りです」と言い添えて。洒落てますワね?そういうの・・・。しかし残念ながら断念。で、ヤケ食い・・・というか、“コゲ食い”。
452.京都のアユと京都の“Are You────?”_a0054043_13585547.jpg

見るからに、「硬そう・・・・・」って感じ、しマセンカ?見るからに、「焦げてそう・・・・・」って感じ、しマセンカ?ワハハハハ!しかしながら、煮崩れ箇所は微塵もナシ。アブラビレだって残ってまっせ!当然といえば当然ですけどね、なんてったって「煮干」煮たようなモンですから。ハハ。
ちなみに箸休め(付け合わせ)に添えたのは、「万願寺トウガラシ」。甘露煮にはシシトウが合うんだが、「京都産の鮎」なら、代表的京野菜のひとつ「万願寺」をと。お隣さんには、コレも一緒に贈呈するつもりデシタ。かの海原雄山センセイが常々のたまう「料理とは『もてなす心』の粋を凝縮したモノ」を実践したろうと────思うことは思ったんですがね。
452.京都のアユと京都の“Are You────?”_a0054043_14102297.jpg
この万願寺トウガラシ、ひと苗だけ育成。試しに購入したんだが、ひじょうに実成りがイイ。長っぽそいシシトウってなカンジで、10~15cmぐらいになる。まったく辛くない。京都の香りがする────といえばするし、しないといえばしない。気はココロ。

ところで、昨日、“なんじゃ?そりゃあ”ってなニュースが。けっして「愉快」なハナシじゃあありませんで、舞台は「京都」だった。 コチラをクリックのほど
昨日朝のテレビニュースでは、クレームは20数件だったそうな。くだんの保存会理事長、アタマを丸めて陸前高田市に。“そこまでヤルんだったら、なぜそんなクレーム、突っぱねられんかったんだ?”と。いわゆる「地元有力者」なる面々も含まれていたのかもしれんが─────。
その“クレーム屋連中”、「甲子園」にはイチャモン、つけておらんようだ。護摩木にイチャモンつけるんなら、高校球児につけることだってありうる。距離的に少々離れているから沈黙か。開催地が「京都」だったら大騒ぎするんだろう、きっと。“Are You マトモかや?”である。
さような連中、それこそ「日干し」がよう似合う。「五山送り火」なるモノを穢した(※とある識者がそういうてた)かどうかは知らぬ存ぜぬだし、さような次元はドウデモイイが、少なくとも「焦げ臭くした」ことは間違いない・・・とまたまた瑣末なオチでまとめる我がオリマシタ

 久しぶりに、皆様のコメントをと。お待ち申しあげております

   ※なお、「アブラビレ」ってえのは背ビレと尾ビレのちょうと中間にある小さなヒレのこと。下写真をドウゾ。
    全部の魚が持っているわけじゃあなし。持っている魚種と持っていない魚種が。
    釣り愛好家によっては、持っている魚種にやたらこだわる方がいらっしゃるようで。
    理由は、このヒレがたいそう美味だから・・・・じゃあないようですがね。よう知らんので、ワタシ。
452.京都のアユと京都の“Are You────?”_a0054043_15215469.jpg

by s_masuzawa | 2011-08-08 15:15 | ◆世事ひょうろん

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31