◆ふらいふぃっしんぐゴッコ

600.『600』を記念して『フライの雑誌』最新号をネタに(Vol.1)

この記事、基本的には「フライフィッシング愛好者」を対象にしたものデス・・・と予め。
そのうえで、先ずは下写真をご覧あれ~

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コレ、水中に潜って摂餌行動をとる「カワガラス」。某テレビ局のドキュメンタリー番組から。身体全体が見事なまでに光り輝き、一瞬、「体色は銀色?」と思われる方もおられるだろうが・・・実際は────

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────ご覧のように(見事なまでに)くすんだ茶褐色。ではなぜ銀色に光り輝くのかといえば、光の屈折現象がなせるワザ。異なる媒質間を通過する際、光は必ず屈折するが、時に激しく反射現象を起こす。実際の「銀」(や「金」)など及びもつかないほどに著しく(=「全反射」)。
それがためにかような現象が。ダイヤモンド等宝石類の輝きもその原理が作用。鱒類の摂餌行動、ならびにフライに反応する際のひとつの重要なトリガー要素になっていることもすでに周知のことかと。

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このケースの場合、その媒質は「水」と「空気(膜)」。カワガラスの体表にまとわりついた空気膜が反射現象を。
ちなみに、嘴に銜えているのは(水生昆虫の)トビケラの幼虫。カワガラスの主要餌のひとつ。
ついでながら、上3つの写真上部中央にて光り輝くのは、我がスマホのストロボ。勝手に作動(しちまった!)。

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そしてである。この番組を観ていたら突如、かような画面&テロップ表記が!

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この「尾脂腺(びしせん)」なる表記を見て、ビックリ!「な・な・な・なんで(水鳥でもない)カワガラスに尾脂腺があるんだ???」

ワタシ、この「尾脂腺」なる器官は、鴨やガチョウなどの水鳥のみが備えている器官だとばかり認識していたし、過去の我が著書類でもそう明記。フライ界(国内外を問わず)ではソレが“常識&定説”になっていたからだ。
で、慌てて検索してみたら・・・・驚くべきことに・・・・・皆さんも検索してみてくだされ。文鳥だのインコにもあるんですぜ。しかも、カワガラスにもあるってえことは、ほとんどの鳥類にも???と。

鴨類等水鳥の尾脂腺の周りには、アレが密生しとりますね。そう!例の「CDCフェザー」。ということは、文鳥にもインコにもカワガラスにも、ひいてはカラスにもスズメやニワトリ、さらにはダチョウやコンドルにもあるのかな???と。
もっとも、仮にあったとしても「鴨」以外のソレは、「CDC」とはならんでしょうが。「CDC」とは、“Cul de Canard (=鴨の尻)”の略語ですからね。ハハ。

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唐突ながら、『フライの雑誌』最新号(Vol.105)が発売されました。その中のひとつの記事に、上記我が“驚き&疑問”と同質の驚き&疑問を抱かれた内容が────。
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コレ、牧浩之さんの記事トップの写真。“CDCパフ(風)”の羽根である。その中で牧さん、「とんでもない発見をした」と記述して、とある鳥の尾脂腺を確認。その写真もちゃあんと。上写真の羽根はその周囲に密生していたモノ也。

その鳥がナニか。文鳥でもインコでもカワガラスでもコンドルやら始祖鳥でもありません。日本人にとってはひじょうに馴染みの深い某鳥で。上写真の羽根、「CDPフェザー」というべきでしょう~牧さん。ワハハ!

皆サマ、本誌を手にとり、どうぞ御自身でご確認のほど。

ついでながら、ワタシがくだんのドキュメンタリー番組を観たのは本年4月18日。おそらく牧さんが当該記事を執筆なさっていたのもその頃かと。まさに“Synchronicity”。不思議な『ご縁』を感じた我がおります。

※堀内さんへ
●この記事、あくまで「Vol.1」。近々、「Vol.2」を完成させますんで、暫時お待ちのほど────

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by s_masuzawa | 2015-06-06 23:17 | ◆ふらいふぃっしんぐゴッコ | Trackback

●風止んで 落ち葉で埋まる アノ小池


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