◆虫とムシ論

140.ポイズン・リムーバー(のススメ)

a0054043_7412171.jpgこの「ポイズン・リムーバー」なるツール、ハチ刺され時に一度だけ実際に使ったことがある。自宅ベランダにて、キイロスズメバチに左腕二の腕を“ブスリ!”とばかりにヤラれた際にだ。その後、病院へ行って、その旨、医者に伝えたら、たいそう誉められた。「冷静です!適切です!」てな調子でだ。
実際のところ冷静だった。というより少しばかり、ワクワクもした。その確か前年にこのツールを購入したはいいが、使うチャンスがなかったからだ。“オオ〜〜ッ!やっと使えるゾ!”。3回、ハチ毒を吸引した。サバイバルやってる気分は悪くなかった。
そのあと、水道蛇口からの流水で1分以上洗う。傷口を指でさらに絞りながら。とにかく体内に注入されたハチ毒を少しでも排出することが、その後の症状緩和に大きく影響するからだ。ついでに患部を冷やすため。それこそアッという間に腫れてくる。強烈な痛みとともに──「日本脳炎の予防注射」の痛さを知ってる年代の方々へ。あの5〜10倍の痛さデス。しかもその痛みがしばらく継続シマス。痛さのあまり失神する人がいるのもむべなるかなで)
続いて、相当に濃いお茶を入れ、その茶液を傷口に擦り込む。タンニンがハチ毒のひとつ「ペプチド」(コイツがアナフィラキシー・ショックを惹起する元凶)に“効く”からだ。てなカンジの応急処置をその“リーズン・ホワイ”も含め(かなり自慢気に)医者にしゃべくったら、もっと誉められた。“こんなに誉められるのは小学生の時以来だなあ〜”と思ったね。
その後の経緯は順調。とはいえ丸一日は、左腕が痩身気味の女性の太腿ぐらいには腫れて全く使い物にならず、ワープロも打てなかったが。それでも応急処置を施さなかったら、即入院──そう医者から“宣告”。実際、その病院にはハチに刺された方々が3人入院中デシタ。




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構造は単純、操作は極めて容易。先端部を刺されたところに当てて左右の突起状レバーを指で上げるだけ。
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その先端部は両用式で、コッチはハチなどの“虫さされ用”。ブユ(ブヨ)&蚊にもイイ。彼らもある種の“毒液”を注入するからだ。それが腫れや痒みの元凶ナリ。解説書を読むと、コッチは「指用」となっているが。
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逆側をセットした状態。コッチは(基本的に)“マムシ用”。かなりの吸引力だ。現在のところ、この毒蛇に噛まれたことはないが。“ぜひ一度!”とはさすがに思わないね、サバイバルごっこが好きなワタシでも。ワハハのハ!
(注)ハチ刺されならコッチのほうがイイかも。ワタシはひとつ上の写真の「突起状型」のほうを使ったが。購入時点で、この先端部が逆使用できるなんてえこと知らなかったため。皆サン、“トリセツ”はきちんと読みましょう〜!
興味のある方はコチラをクリックこのサイトの解説文、後半部を読むと笑えるよ。ツールの考案者であるデンマークだかの医学博士、自らがモルモットになっとるようだから(真偽のほどは不明だけど)“バッカだねえ〜!”と思いつつ、“どうせなら、そんなちっぽけなハチ使わず、世界最大の“毒蜂”オオスズメバチでやりゃあイイのに──”、そう思った(無責任な)我がいる

 
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Commented by dadlife at 2006-08-31 08:44
s_masuzawaさん、おはようございます。(^^)
ヘヘッ、コレ昨日買って来ました(あっちこっち電話して、春日部のアウトドアショップにありました)。 masuzawaさんのアドバイスが、今まで買おうかどうしようかと思いながらも、「何処かで見つけたら買おう」と、流してしまった自分の甘さを改めるきっかけになったのは確かです。ブログをみて、尚更良かったと思いました。
それにしても刺されると凄い事になるんですね。なるべくなら「オオ〜〜ッ!やっと使えるゾ!」という場面は遠慮したいですが(笑)、キャンプ、釣りと忘れずに持ち歩きたいと思います。
Commented by s_masuzawa at 2006-08-31 09:19
> dadlifeさま
まだ、私が文章完成させないうちに投稿しちゃあダメですぜ!ワハハハハ!
末尾で、ちゃあ〜〜んと『dadlifeさまへ』とプライベート・メッセージを入れるつもりだったんですから。
ソレ、省略しましたんでご了承のほど。残念デシタね。ハハ。

買いましたか!それはそれは何よりで。
ぜひとも一度は“人体実験”を!デンマークのナントカ博士やらワタシ並みに。でないと“宝の持ち腐れ”になっちまいますが。
もちろんジョーダンでして、ブユや蚊にヤラれた時にもぜひ。全然、違いますよ、その後の症状が。
私は日常的に頻繁に使っています。ビール好きはやたらめったら蚊にヤラれますんでね。
蚊なら1回だけ“スポッ!”とやれば充分です。痒みの軽減度合いが断然違います。
お子さんらもきっと喜ぶはずで。
できれば dadlifeさんにワタシより先に、マムシ(ちゃん)あたりの“被験者”になってもらいたい気分ですが。
半分ジョーダン半分ホンキでございます。
Commented by dadlife at 2006-08-31 09:36 x
s_masuzawaさん、度々です。(^^)
お心遣い、ありがとうございます(爆)。
サスガにモルモットは・・「無理」ですよー(笑)。
自分、運良くマムシにも遇わずに釣りをしていますので、実際噛まれても解らないんじゃないでしょうかね(あっ、蛇に噛まれたー位の認識でしょうか・怖)。でも、何かに刺されたり噛まれたら、速攻でコレを使います。
Commented by reikotomo at 2006-08-31 14:18 x
「日本脳炎の予防注射」の痛さを知ってる年代です(笑)。
あの5〜10倍の痛さと聞いただけでクラクラしてきたわよ。
でも他人事ではないわよね。家の近所でも刺された話は聞いたことがあるし、役所には駆除の受け付け窓口もあるし・・・。
このツールを備えておいて損はなそうね。「今さら!」って叱られるかもしれないけどね(笑)
でも改めてとっても役立つ情報だったわ。「オオ〜〜ッ!やっと使えるゾ!」には笑ったけど。増沢さんらしいもん♪〜
Commented by s_masuzawa at 2006-09-01 00:00
> dadlifeさま
マムシは当方、目撃したのが2回。
1回はあわや踏んづけそうに。樹木を伝ってガケを下りていて、左足を下ろそうと思ったら、そのちょうど足許の岩の上に!
足を宙ぶらりんにしたまま“アワワヨワワヤ〜ッ!”とばかり意味不明にて絶叫。
以来、ネオプレーン・スパッツを多用することになりました。
マムシの毒牙の長さは最大でも5ミリ。ネオプレーン・スパッツの厚さも5ミリ。まず大丈夫ですね。
アレに噛まれるとスズメバチとはまた違った意味で、たいへんなことに。毒自体は、あの悪名高いハブよりも、さらにはナント!かのユーメイなコブラよりも強いそうですから。
マムシは小型ゆえ注入できる毒液が少ないため、死者が少ないだけだそうです。
それに日本の各地に血清が用意されてますし。
ですから、“安心して”噛まれましょう〜!ポイズン・リムーバーも“やりがい”があってきっと喜ぶことでしょうしね。
ちなみに、マムシに噛まれた方々、数人会ったことがありますが、
後遺症が結構悲惨でしたよ。
ポイズン・リムーバーを使わなかったんでしょうねえ。
Commented by s_masuzawa at 2006-09-01 00:27
>reikotomoどの
「日本脳炎予防注射」どころか、GHQによるシラミ駆除のためのDDT散布もご存じの年代だったんではないんかい?
アレは猛烈に臭かったそうで。ワタシは全然知らんけど。
まあ、お互い、いろ〜〜んな経験しとるわな。長生きってイイもんじゃ。
ハチにはいろんな種類に多数刺されてきたけど、キイロスズメバチが別格的に痛かったよ。
オオスズメバチはそれをも凌ぐっていうんだから、それこそ考えただけで、目眩が……。
家庭に常備しといておいて損はないどころか、大いに役立つ──と言い続けてきえ早ン年。
一度、刺されてみないと分からないよ、そのアリガタさは。
くどいようだが、これからの季節のほうが、彼らの活動が活発化する。
できれば、虫取り網も常備しときな。これまた、何べんも言ってるように。
眠い。やたらに眠いんでもう眠るぜ。
Commented by kamasuya100 at 2006-09-02 00:04
実は私、2週間前仕事中にハチに刺されました。こちらはアシナガバチです。刺されてスグは「何かヤケドをしたか!」ってな感覚だったのですが、その姿が見えるなり「やばい!」と、口にて吸出し。「口腔内からの感染がどうたら・・・」というのは活字の理屈。一刻も早く少しでも多く吸い出すことに集中ですわ。右腕ひじの内側のちょいと手首側、太い静脈二本の間でした。
ガキのころからハチ、アブ、毛虫、其の他いろいろとさされておりましたのでちょいと心配になりかかりつけの医院へ。とりあえず腫れを抑える薬をもらいましたが、医師曰く「あんた、さされて2時間たって平気な顔してるんだから、アナフィラキーショックはないってことよ」
まあ、アレルギーは「次回から」とのことなんですが、2週間たった今も刺されたところだけ黒ずんでいます。やっぱ毒は毒ってとこでしょう。
Commented by s_masuzawa at 2006-09-02 14:23
>kamasuya100さま
ハチないしはマムシにヤラれた際、クチを使って毒成分を吸い出す方法に関しては、
「大丈夫」と「ダメ」の背反する説が飛び交ってますね。
“ドッチかにしろや!”ですよ。
個人的には、ヤリませんが。
スズメバチは大群で襲う際、毒液を空中散布するそうですが、コレが目に入ると、最悪、失明の危機に──だそうですから。
腕がパンパンに腫れる分にはまあ外を歩けますが、口腔部がパンパンに腫れちまったら……ちょっと考えますよね?
アシナガバチでもショック死のケースはあるそうです。
連中も一応、スズメバチ科ですからねえ。
当方もガキっちょ時代に数えきれないくらい刺されています。
多くの幼馴染み達もです。
わが故郷信州諏訪地方はハチの子を食用にしますんで、ハチの巣採りが盛んでした。
刺されるのは当たり前。「アナフィラキシー・ショック」なんて、言葉すらありませんでした。
いまだに全員、生きておりますから、これからも安心でしょう。
kamasuya100さんも然りかと。どんどん刺されて下さい!ワハハハハ!
貴ブログを観ると、ツバが出ますよ。羨ましい限りで。

by s_masuzawa | 2006-08-31 07:41 | ◆虫とムシ論 | Trackback(3) | Comments(8)

●緑褪せ 水も涸れ気味 アノ小池


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