◆世事ひょうろん

321.騒ぎすぎと騒がなすぎ

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ジャガイモの花と曇天模様の空。高曇り天気が続く今週。ネコを連れての散歩も億劫に。とはいえ出向く、ノタノタと――。

先ごろ、「バン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝した青年。彼の紹介フレーズにはかならず「盲目の~」が付帯。また、それゆえにだろう、必要以上の大騒ぎ。世の“健常者”たる連中のココロの内底が見透けてしまって鼻白む。
鼻白むどころか、「このバカめ!即刻、死ネ!」と思わず毒づいたのは帰国後の記者会見を観ていた時だった。彼に対して、「もし目が見えたらナニを見たいですか?」なる愚問を発したオンナ記者に向かってで。
その数日前、民放の某ワイド番組で彼の父親へのインタビューが。父親氏が数年前、彼に全く同じ質問をしたそうな。正確には、「一日だけ目が見えたら――」だったが、それに対し彼は笑みを浮かべながら、「お母さんの顔」と答えたとか。父親氏、「その時、可愛そうだなと心底思いました」と涙声に。
この父親氏とバカ・オンナ記者とは根本的に違う。その違い、敢えて記さぬが、分かる方には分かるハズ。バカオンナ記者の質問をそのまんま無批判に垂れ流していたテレビ局関係者は分からぬ輩の集まりなんだろうなあ~とね。

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それにしても拙宅周辺、ルーラル(=田舎)そのものだなあ~と改めて。これで、近くにイワナ・ヤマメの類がおわす渓流がありゃあ、終の棲家にしてもイイんだが・・・。

今朝の朝日新聞投稿欄に、そのバカ・オンナ記者の質問のことが。55歳の主婦の方。ワタシと全く同意見だった。曰く、「――努力して頑張ってその可能性があることの『もし』なら分かりますが、質問者の落ち着いた美しい声とは裏腹に心ない質問だと思いました」。少なくとも、そのバカ・オンナ記者、朝日新聞の記者じゃあないということは確かだろう。ツマンネエなとね。

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近くの神社階段上にて。3つあるネコ連れ散歩コースのうち、ひとつの終着点。ここで、ネコとともに手を合わせ、帰路につく。

今月3日、イタリアとスイスの国境近くの列車内で、日本人と見られる2人の男がイタリア警察に拘束されたというニュースが。携えていたバッグの中に約13兆円分の米国債を隠しもっていたというアレ。
13兆円といえばわが国が保有する米国債のほぼ4分の1に相当。トンデモナイ額にして、とてつもないニュース――にもかかわらず、その後の続報が全くない。2週間も経っているのにである。拘束直後、偽造国債説も流れたが、そんなモン、専門筋がチェックすれば2,3日程度で判明するハズ。
また、日本人を装った某国工作員説も流れたが、拘束直後に在ミラノ日本総領事館が身元調査のため即、アクションを起こしているのである。ゆえに、“シロクロ”も同じく2,3日程度で判明するだろう。にもかかわらず、続報がないということは――で。
その「続報がない」ということ自体が、ニュース・ネタだろうが、“騒がなすぎ”の不可解さよ。少しうがった見方をすれば、「ホンモノ」&「日本人」、それも日本政府関係者であることの証左――とね。

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神社の周囲は竹林。今年の新竹が何十本も。1ヶ月とちょっと前には全て、竹の子だった。“採っちまおうかな?”と(かなり)逡巡。思いとどまったのは、「神(サマ)」の存在。数本の竹の子で、神罰はくらいたくないと。

――と、ここまで記して、ニュース検索をしてみたら、続報があることはあった。コチラをクリック。このニュースが事実としたら、不可解さはより一層。「13兆円」の偽造有価証券所持者を簡単に釈放するなんて、ワハハ的なオハナシで。「13万円」だって、簡単に保釈されませんぜ、普通。それにである。2人の“日本人”が日本人だったかどうかも不明とはねえ。「陰謀」、それも「国際的陰謀」のニオイがフンプンと。今現在、読み耽っている『国際陰謀小説』よりもオモシロイ――そう感じる我がいる

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Tracked from 投資についての四方山話 at 2009-10-15 22:27
タイトル : 次にバブルが崩壊するのは米国債市場
呑気に言ってる場合じゃないと思うんですがw どれだけ崩壊するかにもよりますが、シャレにならないくらいのダメージがあるのは目に見えてるわけですから。  米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は8日、借り入れ規模が持続不可能な水準に及んでいるとして、次にバブルが...... more
Commented by ならおう at 2009-06-18 23:06 x
私はほんの少しピアノをたしなんだのですが、クラシック演奏者の上位の方々のピアノの巧拙がまるでわかりません。
楽曲の技術性は心に響くかどうかで判断できるのですが、演奏者の芸術性ってのが理解できないのでこのニュースは色々と考えています。
ピアノのミスタッチ、リズムの揺れ、変な強弱やペダル操作の不味さ、はわかりますが、ある程度以上の上位者になるとこれらは些細な差、演奏者の味わいとしかしか思えません。

続きます。
Commented by ならおう at 2009-06-18 23:06 x

コンクールがミスの少なさを競っているのなら、再現性、リズムの正確さのどちらも電子演奏が最強でしょう。そうなると芸術は直感に頼った即興演奏に見いだすことになるのでしょうか。なんて考えると本当にわからなくなります。

同じくフィギュアスケート(は全くできないのですが)もよくわかりません。回転数って速すぎてもわかりません。解説でサルコーとか言ってますが、だから?って感じです。
お酒のテイスティングも同じかもしれません。上の方での差異が少々のことではわかりません。

ピアノの場合、ながらのテレビニュースで判断できるわけないのだから生を見ろってのがオチとは思いますが、ギャーギャー騒いでいる人々はわかっているのでしょうか。ブラインドテストしたいもんです。

猫って一緒に散歩するんですね。
Commented by s_masuzawa at 2009-06-19 11:23
>ならおうさん
まったく同感です。名だたる演奏家の演奏、少なくとも技巧の巧拙は、我々シロウトにはまったくもって分かりません。
「個性」でしたら分かるときには分かりますが。リヒテルとホロヴィッツは明らかに違うというようにです。
コンクール自体、プロの審査員が審査に携わっている以上、我々が想像もできない彼らならではの巧拙判断能力があるのは認めます。
しかし、厳密性・絶対性を求めるなら、演奏者の国籍・年齢・性別はむろん、ありとあらゆる周辺情報を排除すべきだろうと。
すなわち、完全なる“ブラインド審査”。
身体的精神的ハンディは逆にアドバンテージになりかねません。
今回のケース、少なくとも日本のマスコミの大半はそのノリ一辺倒。
そういえば、今回は優勝者がふたり。もうひとりは中国人でしたが、その彼のことはこれっぽっちも報じられませんでした。
その彼の演奏をぜひ聴いてみたいものだと、個人的に。
(続きます)
Commented by s_masuzawa at 2009-06-19 11:26
>ならおうさん(続きです)
フィギュアとか体操系、「ショー」として観るぶんにはまあオモシロイんですが、「競技」となるとシラけることたびたび・・・。
回転不足で減点だのゲイジュツ点がどうのこうのと、好きにやっとれ!ってな印象です。
散歩するネコ、稀有ですね。ウチの2匹は2匹とも散歩しますが。
近所でも話題に。
まあ、カワイイっちゃあカワイイもんですよ。
親バカやっとります。
しかし、ならおうさんとピアノ、こういっちゃあナンですが、『意外な組み合わせ』でした。ワハハハで。
Commented by ppp at 2009-06-19 19:57 x
小生もバカ・オンナ記者(笑)の質問には「オイオイ、違うだろう?」と違和感を感じたものです。「性質(タチ)が悪い質問」であることに気づいていない点が一層に性質が悪い・・・ということですよね?
16日の産経新聞には、辻井伸行氏が「両親の顔が見たい」と答えたことに感動したという投書がありました。52歳の男です。それ以外にも「盲目なのに立派」、「両親の育て方がすばらしい」とオメデタイ限りです(笑)。
そんな騒々しい周囲にめげずに、辻井氏の淡々とした受け答えは清々しいものでした。
Commented by s_masuzawa at 2009-06-22 09:31
>pppさん
少なくとも、この件に関しては、朝日の“勝ち”ってところでしょうや。
おそらく新聞各紙には、今回の受賞に関して投書が掲載されているんでは?と思われますが、“産経型”が主流かと。
「世論」なるもの、オメデタイのが常ですから。当方、それ以上に“超・メデタイ”輩ですが。
といいつつ、間違っても「○○なのに立派!」なんってえ台詞、クチが裂けても言いはしませんが。
「若いのに――」「オンナなのに――」「貧乏なのに――」「平社員なのに――」「学歴もないのに――」etc。
世の常套フレーズ。「アホくさ!」で。
ま、ひねくれモンの戯言とご理解下さい。pppさんも結構、私と相通ずるヒネクレ要素をお持ちかと推察していますが。
辻井青年、「仏・性」を少しばかり感じました。「選ばれたヒト」なんでしょうねえ。
その点では、若干の羨望を。
返信、遅くなり失礼いたしました。
by s_masuzawa | 2009-06-18 20:04 | ◆世事ひょうろん | Trackback(1) | Comments(6)

●自らも 守れぬ日本の 防衛相 (※写真は稲田デス)


by s_masuzawa
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