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◆ふらいふぃっしんぐゴッコ

379.スズランは食えない・・・けどヤマメは・・・

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裏庭に勝手に咲いているスズラン(だと思ふ――と記したんだが、信頼すべき方からのご指摘で、この花、ユリ目ヒガンバナ科の「スズランスイセン」なる種と判明)。レトロ調の街燈のよう。撮った写真を見て、初めてそう気づいたんだが。

今夕のテレビ大阪(東京)系『釣りロマンを求めて』は、「ヤマメ釣り2題」だった。前半部は神奈川県世附川でのテンカラ(和式毛バリ釣り)。出演者が、「0.2秒」のセンセイ(様)だったんで注目。この御仁の実釣シーンを観るのは初めてだなと気づく。
明らかに成魚放流(※注釈:結構大きくなるまで養魚場で育てたものを河川等に放流すること。注釈オワリ)と分かるヤマメを何匹か釣った後、大きな淵でのシーン。見事に釣り上げたまではイイのだが、その後の解説に、ワハハハハ!
センセイ(様)、こうおっしゃった。「――ヤマメが毛バリをくわえて反転してから合せればイイんです」。間髪を入れずにワタシ、「オイオイ!例の『0.2秒理論』とやらはどうなったんだ?ヤマメがくらいついてから合せたんじゃあ遅い!と、ずっと喚いてたのアンタだっただろうが!」そう毒づいてから高笑い。胸がスッとした。
後半部は、山形県最上川水系の支流群でのエサ釣り。出演者の方は、ヒトの誠よろしそうな朴訥な御仁。釣り番組の出演者ってえのは、なまじ中途半端に場慣れした御仁より、かような方のほうが断然好ましいなと改めて気づく。
最後に釣った9寸サイズ(約27cm)のヤマメの見事なことよ!自然繁殖個体かどうかは(さすがに)分からぬが、少なくとも成魚放流個体でないことは明らかだった。リリースしたかどうかは明らかではないが。たぶん、キープしたんだろう。それまでで釣った数匹の15~18cm級ヤマメは、全てリリース・シーンが添えられていたが、その個体だけは・・・だったからだ。
エンディング前にヤマメ料理が2つ紹介。教条的なキャッチ&リリース主義に嫌気がさして早10数年、ソレを“ウリ”にする釣り場全般に反吐が出そうになってから数年(以上)。今年もヤマメとイワナを適量、食らうつもりの我がいる。これからは、“キャッチ&リリース&(たま~に)ストマック”でっせ!美味しく食べまひょ!ワハハのハ!
ちなみに、スズランは食えません。ヘタすると昇天するほどの“猛毒”が。引っ越してきた当初、群生しているこの葉っぱだけを見て、「アッ!ニラだ!」。あわや!のところだった我がオリマシタ。
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ご覧のように、葉っぱはニラそのもので。

「花が咲く それまで食うな!野草類」(鱒尾賀正)

追記
●それにしても、『釣りロマンを求めて』なる番組のナレーションはヒドイ。劣悪そのものだ。NHKの釣り番組『にっぽん釣りの旅』と同格・同等の酷さ(あの番組もまあ、どうしようもないくらいにムチャクチャでっせ)!。観るたびにそう感じるのだが、今回は特筆モノの酷さだった。ナレーターの責任ではむろんない。ディレクター&プロデューサーの責任であり、それを看過・容認しているテレビ局&スポンサーの責任。
●表面的には、ボキャブラリーの貧弱さがもう桁違い。幼稚園レベル以下級の酷さ。今回なんざ、ヤマメを形容するに際し、「警戒心が強い」なるフレーズだけを連発。挙句に、「(ヤマメとの)知恵比べ」。カビすら枯れたようなフレーズだ(どっかにも記した表現ナリで)。馬鹿もたいがいにせいや!でアル。作り手側に、“とことん釣り好き”がひとりもおらんのだろう。軽く溜め息。

by s_masuzawa | 2010-04-03 23:59 | ◆ふらいふぃっしんぐゴッコ

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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