人気ブログランキング | 話題のタグを見る

◆世事ひょうろん

463.下記事No.462の記述訂正

463.下記事No.462の記述訂正_a0054043_15375328.jpg

■ 下記事No.462の記述訂正に関して。

同記事の中半、「群馬県によるワカサギ検査結果」に関する記述で当方、<暫定規制値とやらを“下回った”のではない。「不検出」、すなわち「ゼロ」である>と記した。が、しかしコレ、完全なる我が認識不足&短絡(ついでに不注意)。「不検出=『ゼロ』とは限らない」からだ。

下記事で紹介した群馬県発表の報道向け資料を見ていただきたし。コチラをクリックのほど。その下のほう、検査結果一覧表のあとに、※印付きのかような記載が。

  ※ 「検出せず」とは、検査機器が測定できる定量下限値未満であることを示す

    定量下限値は、セシウム134、セシウム137、ヨウ素ともに50 Bq/kg

「定量下限値」などという専門風用語を使い、なんとももったいつけた表現なのだが、つまりである。「50ベクレル(Bq)/kg」未満の数値は、なべて「検出せず(=不検出)」という結果になるということを意味している。
すなわち、使用した検査機器は、「50Bq/kg」未満の測定ができない“シロモノ”なのだ(!)。
だから、実際は「49Bq/kg」レベルの放射性物質に“汚染”されていたとしても、「検出せず」との結果に。「検出せず(=不検出)=『ゼロ』とは限らない」という意味がお分かりになろう。
それを“お分かりにならずに”、短絡に走ったワタシ、誠にもって不徳の致すところナリで。


実はこの点を御指摘くださったのは、 『フライの雑誌』編集発行人の堀内正徳氏である。先週木曜日(9月22日)にメールにて御指摘を。私ごとき手合いへのお気遣いも感じられる極めてありがたき文面であった。
ここに謹んで心より御礼申し上げる次第である。堀内さん、誠にありがとうございました。

同誌は27年前の創刊以来、釣り界では唯一といっていい硬派の雑誌として確たる存在を示してきたが、こたびの「3.11」以降、その存在はマスコミを始め広く一般にも知られるようになった。「世界で最もマイナーな雑誌」を自ら標榜しながらも、展開する記事・論調は実にユニークにして旗幟鮮明、要点・勘所をズバリ!とばかりに突いているからである。とりわけ原発事故関連。
福島原発事故直後からしばらくの間、マスコミ全般は我が国有数の巨大コングロマリットにして大スポンサーでもある「東電」に対し明らかに及び腰であったが、同誌は誌面ならびにHPにおいて当初から、東電はむろん政府、原発そのものに対し、こたびの事故対処法も含め、鋭い指摘ならびに建設的批判・意見を展開。その姿勢は現在も全くブレていない。
仮に東電、ならびにその250社にも及ぶ子会社・関連会社のいずれかが同誌のメイン広告スポンサーだったとしても
(※子会社の一社はフライ&ルアー専門の有名管理釣り場を複数経営している)スタンスがブレることは全くなかっただろうと推察。過去にも裏表紙あたりに毎号広告を掲載するスポンサー企業を痛烈かつ痛快に批判した実績があるからだ。それも、当該社の広告が表4(=裏表紙)だか表2を飾った号においてである。メディアならびに表現主体者はかくあるべし!であろう。

それに引き換えこのワタクシ、下記事を記すにあたって、30年も前のサラリーマン時代からお付き合いのある“無印良品サン”にして、浅からぬ関係性をもつ「無印良品キャンプ場」、さらには何かとお世話になっている“お嬢サマ”がスタッフ&インストラクターをお勤めになられている「カンパーニャ嬬恋キャンプ場」の“すわ一大事!!!”と焦った挙句、冷静さをちと失ったうえでの短絡を犯した次第で。端的にいえば、個人的都合と情実に流された挙句の不始末。「反省」の一言である。ご容赦のほど。

と、一旦はそうまとめながらも、“しかしまあ────”という気分で、続編を記すつもりの我がいる
by s_masuzawa | 2011-09-26 15:38 | ◆世事ひょうろん

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31