人気ブログランキング | 話題のタグを見る

◆モロモロ論

570.“Ina Bauer”の定義

570.“Ina Bauer”の定義_a0054043_2311938.jpg

●チビ猫に、大好きな乾燥カニカマを食わせたあと、ちょっとした「技」を教授。その成果のほどは最後にドウゾ。

今朝のテレビ各局、羽生結弦選手が“里帰り”したなるニュースを大々的に。早朝の時間帯から8時台のワイド系番組まで一斉に。NHKから民放全局まで次々と。それらを観るたびに、ひとりニンマリ。全局ともソチ五輪でのSP試技の映像を被せていたからだ。「フリー」ではなく「SP」・・・。当然のことながら例のゲイリー・ムーアさんの曲が────。で、ニンマリと。

少し前の記事で、「今後、彼のアーカイブを報じる時、(フリーではなく)必ずSPの試技が────」なる旨記したとおりで。(※よろしかったらコチラをクリックのほど)。それも、ニンマリの理由・・・なんですが、とある番組を視聴していたときだけは、ニンマリどころか「ワハハハハ!」。後半部のジェフ・ヒーリーさんによるギター音が鳴り響く部分も使用していたからだ。

その番組、日本テレビ系『スッキリ!』。ワタシが以前、「白眉というべき部分」と指摘した、アノ両足を大きく広げて滑走するシーンをシッカリと。その部分を採用したプロデューサーないしはディレクターさんのセンスに拍手!とね。各局とも8~10秒足らずの枠だったが、『スッキリ!』のシーンが最もメリハリが効いていて印象度も高し。ジャンプ・シーンばかり連続させたって・・・ということです。

ところでひとつ。その「両足を広げて滑走するシーン」にはきちんとした「技名」がついています。「いなばうあー」で。そう、皆サン、よくご存知の(ハズの)「イナバウアー」、荒川静香さんが得意としていた“Ina Bauer”です。

「イナバウアー」というと、「上半身を大きくのけぞらせて滑走する技」と認識しとりませんでしたか?ワタシもそうでした。しかしソレ、誤認。数日前の某ワイド系番組で知りましてね、「ヘッ!?そうなんか!」といささかビックリ。スタジオ内の司会者連中やコメント屋諸氏も全員同じくでして、ひとりのコメント屋サンなんざ、それこそ上半身をのけぞらせて大仰に驚いとりました。ワハハ!

この「イナバウアー」の定義、正確には「両足のトウ(つま先)を外側に大きく開いて横に滑る『スプレッドイーグル』の変形であり、片方のひざを曲げ、もう片方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢でものである」と、Wikipediaには。「誤字」も含めて、まんまコピー。

荒川さんの技は、そのバリエーションで、「レイバック・イナバウアー」ないしは「サーキュラー・イナバウアー」と呼ぶと同じくWikiには。よろしかったらコチラをクリックのほど。

今年1月、羽生さんが荒川さんから直接、イナバウアーの手ほどきを受けている───なるニュースをこれまた各局が。しかし、どこの局もそのきちんとした定義については触れませんでしたね。たぶん、誰ひとりとして知らなかったんでしょうや。

なお、前記事で触れた「フィギュア・スケートの芸術性」に関して、今日、友人と“激論”を。そのあたりの持論を、かのルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(←ホンモノのほう)のピアノ協奏曲第5番あたりを例に引き続き記すつもりでおったんですが(※途中まで記した)、またまたあまりに長~~~~~くなりすぎますんで、明日に。Nさんよ、“約束不履行”、ご容赦のほど。ハハ!

明日は妙に暖かくなるそうでなによりかと。首都圏なんざ、場所によっては18℃にもなるとか。この時期にその気温だと、「暖かい」というより「暑い!」と感じるでしょうや、きっと。その明日、ワタシも妙にアツい持論を展開しますんで、読んでつかあさい。五輪ピックは終了すれど、まだまだ余韻なんぞを楽しむ我(と一部友人連)がおりますデス

●↓樹に登り イナバウアーごっこヤル 我が愛猫 
(上述の定義どおり、「片方のひざを曲げ、もう片方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢」。教えたらヤリました。ワハハ!)

570.“Ina Bauer”の定義_a0054043_2217964.jpg

by s_masuzawa | 2014-02-27 21:53 | ◆モロモロ論

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31