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◆ふらいふぃっしんぐゴッコ

72.島崎憲司郎さんのインタビュー記事が載ってる必読本

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『季刊d/SIGN』最新号(vol.12)に島崎憲司郎さんのインタビュー記事が掲載。斯界では有名な専門誌。今号でフィーチャーされている方々、錚々たる面々。
島崎さんがわざわざ送って下さった。この場にて取り急ぎ御礼申し上げる次第。きちんと礼状をと思いつつ、このブログなるモノに“手”を染めて以来、どうにもズボラになってしまってオリマス。
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インタビュアーは戸田ツトムさん。DTPの草分け的存在で、すでに20年ほど前からおやりになっていた。ピンと来ないフライファンの方々も多いかと。とはいえ、その頃、山と溪谷社から発刊された沢田賢一郎さんの一連の書(『ウエットフライ・テクニック』等)、西山徹さんの『フライフィッシング100の戦術』、山岸行輝さんの『エイキスパートのフライフィッシング』、それに、『ヘッドウォーター』なる季刊誌のデザインを御担当なされた方といえば、“ああ、アノ!”となるやも。そうです、アノ方でしてね、とにかく極めて秀逸なるデザインでした。
戸田さん自身、古くからのフライファン。このインタビュー自体、デザイナーとしてのスタンスで質問なさっているのは(ほぼ)最初だけ。後はもうフツーのフライ屋サンのノリ。好感持てますねえ〜。
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島崎さんが『フライの雑誌』にご登場なさった際、上写真のような島崎さんのノートやメモ書き写真が必ずといっていいほど載る。それを当方、それこそ両眼をサラのようにして凝視。ゾクゾクするしワクワクもする。やたらに息吹いている。なぐり書き風の一文字一文字が。ただただ瞠目&感服。
皆さんもじっくりご覧あれ。凄まじいですぜ、このノート。かようなアプローチを30年以上に渡って続けておられるわけですんで(それも渓流フィールドのすぐソバで)バックボーンの巨大さたるや……。
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かような写真も載ってます。かの『ジュラシック・フライ』。“巨大さ”だけが“ウリ”のオブジェではございませんで(米国あたりにはさような“オモチャ”を実際にウリモノになさる方が……)、「フライデザインとは?」なる命題への明解な解答&回答を照射&内包した“ART作品”。『シマザキ・ウイングⅢ』のデザイン・ポリシーには鳥肌立つ。
10ページにわたるインタビュー記事の中、“オオッ〜〜!”となる台詞&フレーズが多数。そのひとつ。「(フライとは)文脈の中の誤字」。心地よく笑エマス。島崎さんは隠喩表現の天才でもアリ。よろしかったら──ではなく、ぜひともお読みになられて頂きたし!これからもう一回熟読いたす我がオリマス
by s_masuzawa | 2006-03-06 12:25 | ◆ふらいふぃっしんぐゴッコ

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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