■この「ポイズン・リムーバー」なるツール、ハチ刺され時に一度だけ実際に使ったことがある。自宅ベランダにて、キイロスズメバチに左腕二の腕を“ブスリ!”とばかりにヤラれた際にだ。その後、病院へ行って、その旨、医者に伝えたら、たいそう誉められた。「冷静です!適切です!」てな調子でだ。
■実際のところ冷静だった。というより少しばかり、ワクワクもした。その確か前年にこのツールを購入したはいいが、使うチャンスがなかったからだ。“オオ〜〜ッ!やっと使えるゾ!”。3回、ハチ毒を吸引した。サバイバルやってる気分は悪くなかった。
■そのあと、水道蛇口からの流水で1分以上洗う。傷口を指でさらに絞りながら。とにかく体内に注入されたハチ毒を少しでも排出することが、その後の症状緩和に大きく影響するからだ。ついでに患部を冷やすため。それこそアッという間に腫れてくる。強烈な痛みとともに──(「日本脳炎の予防注射」の痛さを知ってる年代の方々へ。あの5〜10倍の痛さデス。しかもその痛みがしばらく継続シマス。痛さのあまり失神する人がいるのもむべなるかなで)。
■続いて、相当に濃いお茶を入れ、その茶液を傷口に擦り込む。タンニンがハチ毒のひとつ「ペプチド」(コイツがアナフィラキシー・ショックを惹起する元凶)に“効く”からだ。てなカンジの応急処置をその“リーズン・ホワイ”も含め(かなり自慢気に)医者にしゃべくったら、もっと誉められた。“こんなに誉められるのは小学生の時以来だなあ〜”と思ったね。
■その後の経緯は順調。とはいえ丸一日は、左腕が痩身気味の女性の太腿ぐらいには腫れて全く使い物にならず、ワープロも打てなかったが。それでも応急処置を施さなかったら、即入院──そう医者から“宣告”。実際、その病院にはハチに刺された方々が3人入院中デシタ。
■構造は単純、操作は極めて容易。先端部を刺されたところに当てて左右の突起状レバーを指で上げるだけ。 ■その先端部は両用式で、コッチはハチなどの“虫さされ用”。ブユ(ブヨ)&蚊にもイイ。彼らもある種の“毒液”を注入するからだ。それが腫れや痒みの元凶ナリ。解説書を読むと、コッチは「指用」となっているが。 ■逆側をセットした状態。コッチは(基本的に)“マムシ用”。かなりの吸引力だ。現在のところ、この毒蛇に噛まれたことはないが。“ぜひ一度!”とはさすがに思わないね、サバイバルごっこが好きなワタシでも。ワハハのハ!
(注)ハチ刺されならコッチのほうがイイかも。ワタシはひとつ上の写真の「突起状型」のほうを使ったが。購入時点で、この先端部が逆使用できるなんてえこと知らなかったため。皆サン、“トリセツ”はきちんと読みましょう〜!
■興味のある方はコチラをクリック。このサイトの解説文、後半部を読むと笑えるよ。ツールの考案者であるデンマークだかの医学博士、自らがモルモットになっとるようだから(真偽のほどは不明だけど)。“バッカだねえ〜!”と思いつつ、“どうせなら、そんなちっぽけなハチ使わず、世界最大の“毒蜂”オオスズメバチでやりゃあイイのに──”、そう思った(無責任な)我がいる
■実際のところ冷静だった。というより少しばかり、ワクワクもした。その確か前年にこのツールを購入したはいいが、使うチャンスがなかったからだ。“オオ〜〜ッ!やっと使えるゾ!”。3回、ハチ毒を吸引した。サバイバルやってる気分は悪くなかった。
■そのあと、水道蛇口からの流水で1分以上洗う。傷口を指でさらに絞りながら。とにかく体内に注入されたハチ毒を少しでも排出することが、その後の症状緩和に大きく影響するからだ。ついでに患部を冷やすため。それこそアッという間に腫れてくる。強烈な痛みとともに──(「日本脳炎の予防注射」の痛さを知ってる年代の方々へ。あの5〜10倍の痛さデス。しかもその痛みがしばらく継続シマス。痛さのあまり失神する人がいるのもむべなるかなで)。
■続いて、相当に濃いお茶を入れ、その茶液を傷口に擦り込む。タンニンがハチ毒のひとつ「ペプチド」(コイツがアナフィラキシー・ショックを惹起する元凶)に“効く”からだ。てなカンジの応急処置をその“リーズン・ホワイ”も含め(かなり自慢気に)医者にしゃべくったら、もっと誉められた。“こんなに誉められるのは小学生の時以来だなあ〜”と思ったね。
■その後の経緯は順調。とはいえ丸一日は、左腕が痩身気味の女性の太腿ぐらいには腫れて全く使い物にならず、ワープロも打てなかったが。それでも応急処置を施さなかったら、即入院──そう医者から“宣告”。実際、その病院にはハチに刺された方々が3人入院中デシタ。
(注)ハチ刺されならコッチのほうがイイかも。ワタシはひとつ上の写真の「突起状型」のほうを使ったが。購入時点で、この先端部が逆使用できるなんてえこと知らなかったため。皆サン、“トリセツ”はきちんと読みましょう〜!
■興味のある方はコチラをクリック。このサイトの解説文、後半部を読むと笑えるよ。ツールの考案者であるデンマークだかの医学博士、自らがモルモットになっとるようだから(真偽のほどは不明だけど)。“バッカだねえ〜!”と思いつつ、“どうせなら、そんなちっぽけなハチ使わず、世界最大の“毒蜂”オオスズメバチでやりゃあイイのに──”、そう思った(無責任な)我がいる
by s_masuzawa
| 2006-08-31 07:41
| ◆虫とムシ論