■岡田裕師さんのブログにスキャナーを使った“撮影方法”が紹介されていて(
コチラをクリック)、“コイツはオモロイ!”と思い試してみた。カメラを使うのとはまた違った「味」がでる。色の再現性も高い。
■フライの撮影には黒バックが定着した感があるが
(少なくとも我が国では)、アレ、カメラで撮影しようとなると照明がたいへんなんである。さらには、バイスを使わずにとなると、その手間暇たるや──。
■それが、スキャナーの天蓋カバーを開けた状態で“撮る”と至極簡単に。下は同カバーを被せたモノ。
■ワルクはない
(右スペースが空き過ぎたのはワタシの単純ミス)。ただし、素材の色がまるで変わり、カバーなし(すなわち黒バック)のほうが実際に近い。で、いろいろとアソんでみた。
■CDを被せてみる。期待したほどの効果は出なかったが、も少し試せば、“オオ〜〜〜ッ!”となる(やもしれん)。
■このフライ、ハックルに、ほとんどフラッフというべき、某鳥のベリー・フェザーを使ったものだが、そのフワフワ感もきちんと出ているし、ピンもきちんと回っている
(写真をクリック。拡大します)。ところが問題が──。
■「ホワイト」はトビ気味に。より正確に言うと、「白」の占有比率が高いとトビ気味になるということで。
■カバーを閉めたら、完全に“ホワイト・アウト”状態に。その理由は省略(よく分ってないこともアル)。
■上から本を被せてみた。それも本の真ん中部分をちょっとばかり利用して。本とフライの間に若干の“空間”が生じ、カメラでは(簡単に)できない(だろう)効果が──。
■ドライもヤッテみようと思った。だがしかし、完全なサイドからの“撮影”はやっぱり無理デシタ。で、“上”から──
(実際には“下”に向けてんだけどね)。ピンの回り方にご注目。被写界深度が結構高いんである。
■この“スキャナーごっこ”、ちょっとハマりそうな雰囲気が。さらにイロイロ試して近々、『続編』を──と言ってて、まず実現させないだろう我がいるけどさ。オシマイ
◆オ・マ・ケ
■下から2番目の写真をちょっとイジってみた。断然良くナリマシタ(と自画自賛)。
気紛れ通行人Xさん。よりお気に召していただけたかと──。
◆追記
岡田裕師さんが本日10日付け記事で、第2弾を──。ドライにトライ。コチラをクリック。コッソリやっとるところに、氏の意気込みを感じ取りマシタ。
◆最上段のフライは岡田裕師さんのオリジナル(パターン名忘却)。タイイングもご本人。下のコーチマン風ウエット(これまたパターン名忘却)のタイイングは三国賢一さん。ヘッドにご注目。「ウルシ」を塗布して仕上げたモノ。三国さん発案。実物を見ると、ウットリするよな仕上がりで。