■かような“積み木型棒グラフ”、50億、100億単位の極端な増減推移を一瞥理解するには向いている。ルアーがソレ。最盛期の800億がほぼ半減しているのがよう分かる(し、あの“バス・バッシング期”に、ギョ〜カイ挙げてやたらムキになったのもよう分かる)。しかし、フライなんぞ、単位を10億、5億どころか1億で刻まなくては……だ。パッと見、50億前後で推移していて増減率は激しくないように見えるが、ロッドの出荷額(数)が半減しているのに総額がそう変わらんなんてこと、ありえんだろう。それにしてもチッポケな市場だね(と、ちょっとガッカリ)。ピーク時には1000億以上の市場規模はあったと思ってマシタ──というのはジョーダン。ワハハのハ。
■幸手市は「桜」で有名。地酒のブランド名ともども、それゆえのモノだが、dadlifeさんに製品名を聞くのを忘れていて(or伺ったけどソレを忘れて)、調べてみたら「桜ロール」。季節限定品であることを知り、ついでに、ワタクシが近所のスーパーで度々購入するヤマザキ・ブランドあたりのモノとは、お値段のランクがちと違っていることも知った。
■ウワサによると、今度、御来訪の折には、ナニやら“ダンボール箱”一杯に詰めて御持参になって下さるとか。「白目桜」ともどもだ。お帰りの際には、一旦、空っぽにした箱を“ナニか”で満杯になさるご予定だとか──。新聞紙と空き缶だったらダンボール箱どころか、ダンプ一杯分ほどあるんだけどねえ〜。ワハハハハ。なにはともあれ、dadlifeさんにはただただ感謝。
■ちなみに、「白目桜」に使っているのは「白目米」なる“幻の米”。これまた調べてみて“ヘエ〜〜ッ”。江戸時代には最高級米として、天皇家へ献上されていたものだとか。コチラとコチラをクリック。また、新宿中村屋のカレー用に使われていると知って、さらに“ヘエ〜〜ッ”。コチラをドウゾ。
■ブログや著書等も含め、フライフィッシングを通して知り合った方々は実に多数。同級生や親類縁者、仕事や他の趣味道楽を通じて知り合った方々等と比較すると、現在のお付き合い度では圧倒的に“フライ”がトップ。積み木型棒グラフで表示すれば、上表のルアーに相当。それも、1998年までの推移と同じく増加の一途。いかに市場が縮小しようが、ギョ〜カイとやらが衰退しようが、その基調は全く変わらんだろう。仮に、チキュウ・オンダンカやらフォトン・ベルトとやらの影響で人類の皆サンが揃って消滅しちまったら、『来世』でまた知り合えばエエわい──そう思うと、やたら痛快気分に浸れる我がいる
追記
dadlifeさんは、拙著『フライフィッシング・マニュアルNEW』を御持参に。開いてみて“一瞬”、言葉を失った。鉛筆と蛍光ペンと赤ボールペンで、至る所にていねいな傍線が──。「3回、読みました。1回目は鉛筆、2回目は蛍光ペン……」とdadlifeさん。ちょっと(柄でもなく)ジ〜〜ンとしたね。で、一言。「著者冥利につきますねえ」。本音の本音。“ロッドでもリールでもマテリアルでもフックでもナンでも持ってってくれ〜っ!”って気分になった。ホンの“一瞬”だったし、クチには出さなかったけどね。ワハハハハ!オシマイ。
by s_masuzawa
| 2007-05-01 11:23
| ◆ふらいふぃっしんぐゴッコ