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◆モロモロ論

301.どこにいるんだ?いったい・・・

若き頃からの友人から、あるコンサート映像を観てくれと。電話口でかなり興奮、その友人。聞いていてすぐ、その100倍は興奮しだしたこのワタシ。なぜか。イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のライブ、それもアコースティック・ライブの映像があって、それにクラプトンが参加している!!!というからだ。
早速、送られてきたURLリンクをクリックしたら、なるほど、タイトルは「ホテルカリフォルニア イーグルス&エリック・クラプトン ライブ」と明記。ハホハホハホってな気分で即、映像を観てみた。手に汗握って&両眼をサラのようにして――。
皆さんもまずはぜひとも、ご覧あれ。コチラをクリックのほど。

いかがでございましたでしょうか?渋~~~~い!カックイイ~~~ッ!って感じられたことではないでせうか?
個人的には、ズラッと並んだ5人のうち右から二人目の銀髪だか金髪だかの(メガネ着用の)ギター担当の御仁を昔から滅法贔屓にしとりました。その御仁、クラプトンじゃあありませんが――てなことはともかくで、おかしなことに気づきませんでしたか?このワタシ、連続して8回観ました――がしかしなんで。肝心のクラプトンがおらん!ので。
観始めた当初は、5人の中の真ん中だ!と勝手に思い込んでたんですが、明らかに別人。すなわちで。おらんのです、クラプトンは・・・。
そもそも我が友人もソレに気づいてこのワタシに連絡を。「(クラプトン狂の)マスザワだったら分かるはず」と言い添えて。「おらんぞ!どこにもかしこにも。8回観たけどな。まさか、観客席にいるんじゃああるまいな?」「そんなバカな・・・」。

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●近くの氷川神社境内にある竜土水。この造形、なかなかにお見事!すこしばかり、気味がワルイといえばそういえなくもないが。記事とは全く関係ない写真である点はご容赦。ほんの“ハシ休め”ナリ。

ちなみに先述の(メガネ着用の)金髪だか銀髪だかのギタリストさんは、ジョー・ウォルシュ(さん)。このヒトを知ったのもクラプトンの“お陰”だった。
1967年に創刊された『ローリング・ストーン誌』が創刊年以来、毎年行っていた注目の企画があった。「プロが選ぶベスト・プロ」なるモノ。ギタリストなら自分が「最高!」と思うギタリストを3人選ぶなる形式で、毎年年末号でランキングを発表。ギタリスト部門を始め、ベーシスト部門、ドラマー部門、ボーカリスト部門の4つがあり、当時の有名どこのミュージシャンはほとんど全員がアンケートに回答。
ワタシ自身、最も興味があったのはギタリスト部門。ワタシだけではない。最も人気・注目度が高かったのもソレ。“ロック”はやっぱりギタリストなんでございまする。
創刊年ではジミ・ヘンドリックスが1位で2位がクラプトン、翌年は逆にクラプトンが1位でジミヘンが2位てな調子で72年号までふたりが1位2位を“独占”。その72年号で、クラプトン自身が選んだ3人(※オマケ風の1人を加えて4人選んでいたが)の中にジョー・ウォルシュの名が――。
知らなかった、ワタシはむろん、ワタシ以上にロック狂を自負&自慢するあまたの友人連の誰ひとりとして(冒頭の友人もそのひとりナリ)。ついでに、ジョー・ウォルシュ以外の2人の名もだった。ロイ・ブキャナンとビリー・ヘンダーソン。ワタシも含め全員が“シュン”となった。「世界は広い――」そう初めて実感した瞬間だった――はちと大げさだね。ワハハのハ!
全員が競ってその3人の“調査”を。今なら簡単だが当時はたいへんなことだった。あらゆるツテやルートを使って調べに調べてすべて判明したが。ただし、数年掛かったが。
最初に判明したのがジョー・ウオルシュ。当時、「ジェイムス・ギャング」なるバンドのギタリストを。即、アルバムを買って、ぶっ飛んだ!メチャウマだったからだ。以来、贔屓のひとりに。イーグルスのアルバムを買ったのも、メンバーに彼が加わったからにほかならぬし、20年ほど前、リンゴ・スターの来日公演に行ったのも、彼がバックバンドに加わっていたからにほかならぬ。イマイチだったけど、コンサート自体は。なんてったって、リンゴ・スターのコンサートだもんねえ~もっとも、ポール・マッカートニー(&ウイングス)のソレより断然ヨカッタが。わはははは!

先のコンサート映像を観た当初は、ジョー・ウォルシュに気づかなかった。頭髪は短めにして整髪もきちんとなされているし、メガネさんぞを着用して“インテリ風”だったからだ。「鼻」を見て、「アッ!ジョー・ウォルシュだ!」となった次第ですが。
ちなみに、ロイ・ブキャナンはジェフ・ベックもその名を挙げておりました。トンデモナイ技量の持ち主!アルバム買い漁り、来日公演にもすっ飛んで行って興奮しまくったことが。昇天しちまいましたがね、数年前に。ビリー・ヘンダーソンはスタジオ・ミュージシャン。エルビス・プレスリーのバックバンドに一時いたことがある御仁。「スピナーズ」の“ビリー・ヘンダーソン”とは全くの別人で。
ついでながら、クラプトンが(オマケに)挙げた4人目のギタリストは――――ジョージ・ハリスン。「特にスライド・ギターが」とクラプトンの断り書きが。実際、ジョージ・ハリスンのスライド・ギターはよろしうおました。クラプトンのソレはイマイチだけど、たぶん未だに。

わき道に逸れすぎた雰囲気が。“本題”に戻って、「クラプトン、どこにいるんだ?いったいぜんたい・・・」だが、ワタシの推察。このコンサート映像の冒頭で、「1994年4月25日&26日」なる表記が出るが、たぶんそのどちらかには加わったんだろう、間違いなく。映像自体は、“加わらなかった”日のモノ。天と地ほどの差があるどころのハナシではない。当たり馬券とハズレ馬券ほどの差は十分にある。“当たり馬券”の映像、死ぬ気で探す気の我がいる。皆様もできればご協力のほど。オシマイ。(文中敬称略)
by s_masuzawa | 2009-03-14 00:47 | ◆モロモロ論

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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