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◆モロモロ論

306.The Dirty Mac

凄い映像をYoutubeで見つけた。「ザ・ダーティー・マック(The Dirty Mac)」なるバンドのスタジオ・ライブ映像である。

このバンド名、おそらくほとんどの方が知らぬだろう。音楽業界の“専門家”といえどもである。(専門家ではない)ワタシは知っていた。それもちょうど40年前に。米誌「Rolling Stone誌」に1枚の写真と簡単な解説が載っていた。その写真とメンバーを見て、ぶっ飛んだ。ぜひその演奏を聴きたい!と思ったし、そう思い続けてきた、40年間もずっと。一昨日、その念願が叶った次第。“ついに!”である。

メンバーを紹介。“豪華”極まりなし。
ヴォーカル&ギターは「ジョン・レノン」
ベースは「キース・リチャーズ」、
ドラムスは「ミッチ・ミッチェル」、
そしてリード・ギターは「エリック・クラプトン」!!!

すなわち、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンス、そしてクリームという当時(1968年)の英国が誇る“4大バンド”の混成グループなんである。しかも、たった1日限りの結成という付加価値がつく。1968年12月11日に結成されて、その日のうちに解散。

そもそもは、「ロックンロール・サーカス」なるローリーング・ストーンズがメインで出演したテレビ番組用のスペシャル・グループとして結成されたもの。この番組自体、オンエアされることなくお蔵入りしたが。そのあたりの事情に関してはコチラをクリック

曲目は「ヤー・ブルース(Yer Blues)」。この年の8月にリリースされた『The Beetles』=通称「ホワイト・アルバム」に納められているジョン・レノン作詞作曲の曲。ビートルズにはまったくもって珍しいバリバリの“ブルース調ナンバー”。ちなみに、この曲がきっかけで、ジョン・レノンとボブ・ディランはやがて犬猿の仲に。詞の中でレノンさんがディランさんをおちょくったからで。それに、カチン!ときたディランさんが自身の曲の中で、あからさまな“仕返し”を。「ヤラれたらヤリ返す――」。ワタシ好みにして、しかも実に分かりやすくてイヨロシイ~。

――てな前置きはこのくらいにして、ぜひともその映像を観て下さい。コチラをクリック。クラプトンのギター、“ピカイチ!”で。演奏途中のニッコリ笑顔がなんともクラプトンらしい。性格の良さが滲み出ている。それに対し、冒頭部でジョン・レノンと“おしゃべり”している御仁、この頃から、“性格のワルサ”が。ミック・ジャガー・・・・。ワハハのハ!

3回目を見始めて、「アッ!」となった。演奏の冒頭部でステージ右手、アンプの前に立つ長い黒髪の女性が――。「オノ・ヨーコ(さん)だ!」となった次第。間違いない。コノひと、演奏が始まるやいなや突如しゃがみこみ、黒いシートを被ったりと、なにやら怪しげな動きを――。『前衛』をウリにしとった方ゆえの振る舞いなんだろうが・・・・・。“お邪魔虫”でアル、明らかに。ポール・マッカートニー(さん)を筆頭に、みんなに煙たがられたのもなんとなく分かるなあ~と。

そんなあたりにも目をこらしながら、ぜひともご覧あれ~。

しかし、このYoutubeってえのはハマる。最近、寝不足気味の我がいる
by s_masuzawa | 2009-03-31 23:23 | ◆モロモロ論

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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