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◆世事ひょうろん

373.ドレッド・ヘア(と追悼)

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   ※写真は『北海道新聞HP』より拝借







スノーボード・ハーフパイプ五輪代表選手のボウヤ。この子の着こなしがどうのこうの、記者会見での態度がどうたらこうたらと、またぞろ起きた“島国流内向的価値観押し付け騒動”を白け気味に傍観。どうせなら、内館牧子(婆)サンのコメントを期待していたのだが、出てこんかった。ご本人、自らの「お顔」と「シャベリ口調」に品格のカケラもないということに、やっと気がついたのかもしれん。そうであることを願いたい。
しかし、くだんのボウヤ選手が在籍している大学には腹が立つ。騒動途中どころか、騒ぎが始まるやいなや即座に、「応援しない宣言」。「この、バカヤロウども!」である。下記事を引きずるわけじゃあありませんが、それこそ『オトコギ』、見せてみろや!でアル。

昼間の競技中継をマジメに観た。ボウヤ選手、あいにくコケちまったが、まあ、競技自体、大いに楽しめたから自分にとってはヨシである。実は、競技のルールもシステムもまったく不知だったんだが、今日一日でかなり精通。採点競技である点に個人的には“不満”はあるが、選手のピーク年齢が「18~22歳」前後と知って、「コイツあ、広まるワ~」と感じた次第。と同時に、今後ますます物議を醸すネタを提供してくださるだろうなと確信。
だいたい、シャツやらネクタイがどうのこうのと喚くなら、あの髪型はええのんか?とね。それこそ、「オリンピック選手にふさわしい髪型ではない!」(内館牧子婆サン系なら確実にそう言いそう)んでは?と。アノ髪型、「ドレッド・ヘア」だが、そのルーツが、かのボブ・マーリーどころか、古代エジプト王朝にまで遡るから、イチャモンつけなかったわけじゃああるまい。あいもかわらぬ、瑣末なご都合主義なんでアル。

――と記していたら、ツタンカーメン王の死因が判明したなるニュースが。骨折にマラリア罹患が加わったためとか。「フ~~ン」てなもんだが。そもそもアカデミックなエジプト文明論自体に関心の薄い自分にとっては、どうでもイイことで――。
その点で、どうでもよくないのが、藤田まことさんの突然の訃報。子供の頃から今日に至るまで、常にワタシの“傍(そば)”に居続け、そして残っていた唯一の贔屓俳優さんだった。夕方のニュースで、藤田さんの女装姿を拝見。ヒット番組『はぐれ刑事純情派』での役作り用だったが、ひじょうに似合っていたしサマになっていた。ドレッド・ヘアも似あったかも・・・ふとそう思った我がいる。南無&合掌。

  ■追 記
373.ドレッド・ヘア(と追悼)_a0054043_2124096.jpg●藤田まことさん主演の『必殺シリーズ』は、テレビ版・映画版のほとんどを観ているが、その中のワタシが決めた最高傑作は、映画版の『必殺4 恨みはらします』
●蟹江敬三さんと千葉真一さんの剣を交えたバトル・シーンの凄さには、ぶっ飛んだが、それにもまして凄かったのは、敵役にして準・主役の真田広之さん。存在感抜群にして、立ち回りの巧さ・凄さたるや、「超絶!」の一言。この映画を観て、いっぺんで真田さんの大ファンに。
●役どころも実にユニーク。若き新任奉行なのだが、実は“超”の字が3つ4つは付くだろう稀代の「ワル」。その冷酷さ・したたかさたるや半端じゃあない。
●し・か・し・なんでアル。どこか憎めないのだ。今日でいうところの「ヒップ・ホップ系」のノリが――。くだんのボウヤ選手に通底したところがあるな~とたった今、気づいた次第で。

by s_masuzawa | 2010-02-18 19:35 | ◆世事ひょうろん

●超天才 羽生で最後 違ってた


by s_masuzawa
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